Turn Ground Nuts
into “Grand Nuts”

落花生の英語名は「Ground Nuts」ですが、十勝を日本一の落花生生産地にしたい想いから、フランス語で「壮大な」という意味を持つGrandと英語の「Nuts」を組み合わせ、「Grand Nuts」と命名しました。

十勝グランナッツの取り組み

十勝グランナッツは、北海道十勝において落花生を軸とした地域振興事業を加速化させるため2019年に設立しました。「課題解決型事業推進会社」として、栽培から加工、流通まで一貫したバリューチェーンを推進するための技術革新・課題解決と仕組み作りを積極的に行っています。

【出資会社等】
田中一郎(代表)、NTTデータ経営研究所、NTTデータ北海道、十勝グランナッツ生産者有限責任事業組合、北海道エア・ウォーター・アグリ、増田正二、秋本正博

【事業協力会社】
北海道フーズ、コープさっぽろ、ソントン食品工業、帯広信用金庫

→農林水産業みらい基金のHP

背景と推進経緯

落花生は南米を起源とするマメ科の作物で、熱帯地域から亜寒帯にいたる世界各地で栽培されています。加工適性が高く、タンパク質や脂質、糖質、ビタミン類など栄養が豊富であることから、 全世界の落花生の生産量は4,700 万トンと、ここ25 年間で2 倍近くにまで急増しており、豆類の中では大豆に次いで2 番目に多い値となっています。

落花生は日本人にもなじみの深い食材で、国内の年間消費量は約9万トンと、同じ豆類の小豆と同等の規模となっています。しかし、日本ではテーブルナッツとしての消費が主なため一人当たりの消費量は米国の約10分の1、アジア・ヨーロッパの数分の1となっています。
また、国内における落花生栽培は、機械化の遅れによる労働工数の多さや就労者の高齢化や生産コストの高騰から栽培を諦める農家が後を絶たず生産量は激減しています。
その結果、落花生の自給率は2020 年時点で約 10%と極めて低く、国産落花生は慢性的な供給寡少になっています。

一方、十勝においては大規模農業が行われる中で既存の主要作物が昨今の高温化の影響で障害を受け始めています。主要作物に加え新た作物が求められ、加えて、日本の中で下位にある食品加工率を高めようと、落花生を軸とした地域振興事業を加速化することとしました。

2016年に地元大学・企業・生産者と連携し、落花生栽培の共同研究を開始。当初は収穫量が全国平均の半分程度でしたが、農業技術の改革を行い、2018年には全国平均を上回る状態に。その後会社化し、人力作業が多かった栽培工程の機械化を行い、十勝の5輪作目の作目として目途をつけることができました。
そして一般的に手作業で行われている加工前の生落花生の選別を世界で初めて機械で選別することを実用化し、大規模加工の基盤を整えました。

落花生の魅力

世界を見渡すと、落花生は大豆の次に食されている豆類です。
落花生はタンパク質や脂質、糖質、ビタミン類などの栄養素をバランスよく含み「スーパーフード」と呼ばれています。更に、抗酸化作用を持つレスベラトロールや神経細胞の活性化作用を持つレシチンなどを含むことが明らかになり、機能性栄養食品としても関心を集めています。

→落花生の基礎知識

そのため、日本において落花生がスーパーフードとして位置づけられ健康立国の一助になることを推進します。

十勝グランナッツ×SDGs

私たちは持続可能な
開発目標(SDGs)を支援しています。

環境・資源に対して

落花生の栽培から加工・流通まで一貫して行うことで、環境負荷、エネルギー、食品破棄の低減に貢献しています。

地域・社会への貢献

モデルファームや体験農業による落花生栽培の普及活動を通して、人材育成や雇用創出などの地域社会の活性化に貢献するとともに農業の推進にも貢献しています。

健康社会への貢献

高い健康効果が期待される落花生を通じて健康社会の発展に貢献します。